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フードと煙突

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投稿日:2026年10月11日

煙を制御するには煙突とフードが必要になります。

 ここで言うフードとは窯口から前に出た煙を受ける囲いで、煙突はフードで受けた煙を所定の場所に排出する筒です。

 フードは大きければ煙を逃さず受けられますが、大きすぎるとピザ焼き作業の邪魔になります。当社では幅を窯口より200㎜広く、奥行きを230㎜にしています。

 当社で作る窯は煙突が窯の頭頂部から出るように作っていますが、排煙経路は図(断面図)にあるように窯口から出てドームの上を伝って頭頂部へ流れていきます。ドームに直接煙突を挿して頭頂部から出している窯を見たことがありますが、それだと熱が逃げてしまいおいしいピザが焼けません。また煙突はフードに直接設置したほうが設置も簡単で費用も抑えられます。

 煙突の内径は、当社では150㎜のものを使っています。これで十分ですし、外に窯を設置するのであればこれよりも細くても問題ありません。また二重煙突を使うべきかどうかですが、外に設置するなら必須ではありません。二重煙突はシングルの煙突に比べて費用も掛かるので考える必要はありませんが、室内設置の場合は必須です。

 煙突の接続向きについていですが、煙突にはオス口とメス口があります。それらをどちらに向けるかはシングルか二重かで違ってきますが、分かりやすく考えるには煙突のてっぺんにつける煙突トップの口がメス口かオス口かを見れば判断しやすいかと思います。

 煙突は壁出しで設置した方が施工も簡単で、費用も抑えられます。ただ注意点として図にあるように縦に伸びる長さが横に伸びる長さの2倍以上になるようにした方がいいです。屋根出しの設置は見た目もかっこいいですし排煙効率もいいのですが、施工が難しく費用もかかります。また数年たてば雨漏りもします。補修工事としてはシーリングをし直すだけなのですが、それを難しいと考えるか簡単だと考えるかは人それぞれかと思います。

 煙は窯口から出ますので、窯口の上部は煤で真っ黒になります。フードを付けても窯口上部の汚れは変わりませんが、フードを付けているとその汚れが目につかないというメリットがあります。

 煙突を設置するかどうかは外部環境や費用を考慮して決めていけばいいと思います。